タイ語通訳翻訳フリーランスのお仕事 コロナ前
私自身かつては、タイ語フリーランス通訳翻訳の需要がどれ程あるか知るすべが無く、結局10年以上インハウスをしていました。
世間に出回っている情報は英語、せいぜい中国、韓国語。
自分自身がフリーランスになって確かめるしかありませんでした。
2019年のある月の稼働状況です。
- 国際会議 海外出張 同時・遂次 5日
- メーカーイベント 国内出張 同時 2日
- テレビ番組 同時 1日
- メーカー視察 遂次 3日
- 捜査通訳 3日
- 派遣社員 翻訳 4日
- 翻訳 3件
・英語通訳と決定的に異なるのは、会議通訳の需要が絶対的に少ないという点です。
少なくとも日本国内で会議通訳のみをやっている方はいないと言い切って良いでしょう。
私の場合会議通訳は月10日前後(でした)ためスキルの維持向上のためにも司法通訳や翻訳もやっています。
仕事も少ないですが通訳者も少なく、特に同通に対応する通訳者は不足しています。先日も同通案件が同日時に2件発生しましたが通訳者が足りずに1件は英語対応となりました。
・もう一点英語通訳と大きく異なることは、会議通訳の中でも様々なレベルのものをアサインされるということです。
ですので案件ごとにエージェントからレートの確認があります。
以前、数日間の商談通訳で英語通訳者の方々と毎日仲良くお昼もご一緒させて頂いていました。
最終日に「今日はこれから同通なんです。」と言ったら皆さん驚き、急に大先輩に接するようなかしこまった態度になり、私の方がとても驚きました。
同通ブースに行くと確かに英語ブースには大先輩風の通訳者がいらっしゃいました。
タイ語通訳者同士は先輩後輩のような感じは無く、お互い戦友といった感じです。
タイで30年以上仕事をしてきましたが、言葉の問題で、大きな勘違いが大変に多いとつくづく感じています。きれいなあなたのお母さん、といったような、複雑な文法上の問題もあるし、ん専門用語等は、制度を引きずっておりますので、これもまた難しい。あなたのような方がたくさん出てくることを願っており、井上慶太くんのFacebookからFacebookからここにつきまして色々と感じました次第です。
コメント有難うございます。タイで30年とは素晴らしいですね。私もタイ語をやっている若い方々を勇気づけたいという思いもありブログ始めました。